AI健康アプリ「カロママ プラス」、健診データに基づいたアドバイスアルゴリズムで特許取得!PHR活用で複数の健康課題にも対応、健康経営・自治体DXにも貢献 株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 当社)は、当社が運営するAI健康アプリ「カロママ プラス」に搭載されている技術【アドバイス決定システム】について新たに特許を取得致しました。本特許の取得により、ユーザーの健康診断データに基づきアドバイスを作成する際、ひとりひとりの禁忌項目と優先順位を自動で計算し、複数の健康課題に対しても、齟齬や矛盾のない適切なアドバイスを作成することが可能になりました。 昨今、健康経営に取り組む企業・健康保険組合や、市民の健康維持・増進施策に取り組む自治体・スマートシティなどに、PHR(健診データ)を活用した健康アプリが積極的に導入されています。当社アプリの「カロママ プラス」は、PHRを元にパーソナルAIコーチ「カロママ」から届く健康アドバイスにより行動変容を促すことを強みとしているアプリであり、現在、企業・自治体など約6000社に導入されています。 今後もユーザーの皆様により信頼してご利用いただけるアプリでありつづけるために、当社では、より有益な機能開発および改善に取り組んでまいります。 カロママ プラス: https://plus.calomama.com/ 【特許概要】特許番号:特許第6974547号(P6974547) 発明の名称:アドバイス決定システム特許取得日:令和3年12月1日 特許権者:株式会社リンクアンドコミュニケーション 「カロママ プラス」の機能:健康診断結果とライフログが連携し、パーソナルなアドバイスを提供 「カロママ プラス」では健康診断の結果をOCR (※)で取り込み、ユーザーはいつでも健診結果をアプリ上で管理、確認することができます。 結果だけでなく、最も注意するべき項目や、潜んでいる可能性がある病気が提示されます。 「カロママ プラス」では健康診断の結果とユーザーのライフログから、ひとりひとりに合わせたパーソナルな食事や運動のアドバイスを提供しています。 (※)光額文字認識:画像上の文字を読み取り、電子テキスト化する機能 アドバイス決定システム開発の背景 健康診断の注意すべき項目に優先順位が付いていない場合、提供するアドバイスの内容が矛盾する可能性がありました。 (例)痩せ型だが腎機能が低下しているユーザーへのアドバイスを出力する場合 「痩せ型」と「腎機能が低下」を別々に評価すると、下記の通りとなります。 ・痩せ型 → たんぱく質をしっかりとりましょう ・腎機能が低下 → たんぱく質のとりすぎに注意しましょう。 このような場合、ユーザーはどちらのアドバイスに従えばよいのか判断できず、アドバイスの信頼性は低下します。そこで当社は、禁忌のアドバイス候補や矛盾したアドバイスがユーザーに提供されない仕組みの発明をすることと致しました。 今後も当社では、ユーザーの皆様により信頼してご利用いただけるアプリを提供するために、機能改修/開発に取り組みます。