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  • Wellmira、大阪・関西万博に展示した”PHR×食事体験”の社会実装に向けて、AI健康アプリ「カロママ プラス」に「AIとの対話と協働」をテーマにした新機能を、来春実装予定
  • プレスリリーススマートシティ/PHR

    2025.10.15

    万博レガシーとして、「PHRがもたらす新時代のウェルネスライフ」の実現を目指す

    ヘルステック企業の株式会社Wellmira(代表取締役社長兼CEO:渡辺敏成、以下「当社」)は、大阪・関西万博の経済産業省期間展示ブース「PHR(※1)がもたらす新時代のウェルネスライフ」にて、“PHR×食事”をテーマに展示した『AIチャット』を、AI健康アプリ「カロママ プラス」(以下「アプリ」)に、来春、新機能として実装致します。

    大阪・関西万博に期間限定で展示した『AIチャット』は、多くの体験者から「日常生活に取り入れたら健康になれそう」と大変好評をいただきました。当社はこの成果をもとにPHRとAIを活用したパーソナルな健康支援機能を開発、「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪・関西万博のレガシーとして、また 「世界中の誰もが自然に健康になれる社会」の実現に向けて事業推進していきます。

    1.大阪・関西万博での期間展示から見えたこと

    2025年6月24日(火)から7月7日(月)の期間、大阪・関西万博にて経済産業省の展示ブース「PHR連携が生み出す、新時代のウェルネス体験」に参加しました。同展示ブースでは、大阪・関西万博期間限定で提供したアプリの機能『AIチャット』を2,000人超の来場者に体験いただきました。『AIチャット』は、当社独自のアドバイスAIに加えて生成AIを活用、“AIとの対話”により、ユーザーの健康状態や気分・好みにあったおすすめの万博会場の食事メニューをパーソナルに提案しました。

    実際に体験いただいた方の感想をご紹介します。

    ・AIに食事などのアドバイスをもらえるのは凄い、面白い
    ・AIと会話してからの食事提案なので納得感があり、食べてみようと思った
    ・万博に限らず日常生活に取り入れたら、健康になるイメージが湧いた
    ・今後は、普段の生活圏内における日常的なメニューでの提案が欲しい

    また今回の当社の展示について、主催者である経済産業省様よりコメントを頂戴しました。

    <経済産業省 商務・サービスグループ  ヘルスケア産業課 課長補佐 明石 順子様コメント>

    経済産業省では、広く国民の皆様にPHRサービスを活用頂くことにより、「自然と健康になれる社会」を目指しており、Wellmira様をはじめとする20の事業者に万博展示に取り組んで頂き、約9万人のご来場者の方にPHRサービスに触れて頂くことができました。
    今後は、万博で取り組んだ食事・運動・睡眠といった日常分野に加え、医療・介護分野やそれらを支える多職種連携におけるPHRサービスの活用・促進に向けて、事業者の皆様と連携し、取り組んで参ります。  

    2.生成AIを活用した、今後の「カロママ プラス」の展望

    多くの来場者がAIによる健康支援やPHR活用に高い関心を示したことを受け、当社は生成AIを活用した機能開発をさらに強化します。

    第一弾としては、AIを活用した食事入力の支援機能をリリースします。食事入力の機能自体をパーソナライズすることで、入力の簡便さを向上させることを目指し、2025年11月下旬に提供開始予定です。

    第二弾は、万博展示をプロトタイプとしたAIチャット機能を、来年春頃にリリース予定です。体験者からの感想や要望を踏まえ、よりユーザーのニーズに沿った形で提供できるよう、開発を進めています。

    また、自治体や企業、医療機関への提供や、PHR活用普及を目的とした共同実証事業等も積極的に展開、幅広いユーザーの声を集め、アプリの機能向上に繋げてまいります。

    今後当社は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」のレガシー実現に向け、またAI×PHR開発のパイオニアとして、誰もが自然に健康で自分らしく生きられる社会の創出を目指します。